戦争体験

戦争体験

数字の問題にしてはいけない

APAホテルの元谷氏は、南京大虐殺の被害者数30万という数が戸籍上から計算すると合わないというだけで、あの事件自体は無かった、デッチ上げだとし、それがいかにもロジカルに導き出された結論かのような珍回答を出している。 じゃ、実際の数が2...
戦争体験

2015年11月1日@一橋大学【満州での集団自決】(3)

(→part2より続く) Kさんの開拓生活は、はじめのうちは平穏であったようだ。 開拓の土地は、政府が現地人から安く買い上げられた。人手については現地の苦力(クーリー)を雇う形で労働力を確保した。本人の言葉によると、当時...
戦争体験

2015年11月1日@一橋大学【満州での集団自決】(2)

さて、この講演会のメインテーマは、戦時中の満州で起きた凄惨な出来事とその背景についての諸々の事柄である。 それ以前の問題として、そもそもなぜ満州に大量の日本人入植者と軍人がいたのか?という疑問を解かなければ釈然としない。 ...
戦争体験

2015年11月1日@一橋大学【満州での集団自決】(1)

Kさんは昭和5年、長野県の飯田下伊那郡の河野村という農村で生まれた。15歳の時、つまり終戦ギリギリの時期に開拓者として満州へ渡り、そこで想像を絶する体験をしたのち、奇跡的に日本へ戻ることが出来た。それ以来、長らくこの時の体験については口を閉...
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